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解説動画 Explanation video
開発ストーリー Product story
「福笑い」をテーマにしたマジックについては、以前からぼんやりと考えていたのですが、制作に必要な設備がなく、試作ができずにいました。一昨年レーザー加工機を購入し、樹脂板の加工ができるようになったことで、ようやく本格的に開発がスタートしました。
福笑いと言えば「おかめ」や「ひょっとこ」などのお面が使われますが、構造やパーツを単純なものにしたかったので、あえてスマイルマークを採用しました。スマイルの方が世界中で馴染みがあるので、外国の方にも分かりやすいかなとも考えました。
今回特にこだわったのが、現象後のあらため手順です。どうしても最後はそのまま手渡しできる手順にしたく、その方法を模索した結果、動画で解説の方法に至りました。巾着袋に予言をプリントすることで、巾着袋の裏面を見せる流れの中で自然に秘密の動作が行えるよう、工夫しました。マジックマーケットで演じた際、予言が当たったことよりもむしろ最後に手渡し可能なことに驚いて頂けることが多かったです(そこに驚くのはマジシャンだけだと思いますが…)。
当初、アクリルガイドを使用せず、手作業で顔パーツのセットしてもらうことを想定していましたが、準備に時間がかかったり神経を使うのはよくないと考え、レーザー加工機でアクリルガイドを制作することを決めました。コストは上がってしまいましたが、セットが格段にやりやすくなったので、作成してよかったと考えています。まさにレーザー加工機をフル活用した製品となりました。

その他のアイディア Other ideas
スマホを使った方法です。巾着袋の下にノーマルケースをセットしないで演じられるので、テーブルホップやルーティンの中で演じるなど、セットできる状況がない場合は、参考にしてみてください。
<準備>ノーマルはポケットに入れておき、巾着袋に黄色い円盤を貼り付けたギミックのみ入れておきます。
<演技>演技の流れは途中まで同じです。観客にケースを振らせるところまで行ったら、スマホを取り出してもらい、完成した顔の写真を撮ってもらいます。「もう一振りしたら違う表情になっていました」と言いながらケースをシャッフルすると同時にケースを裏返し、顔を崩すところを観客に見せてから、ポケットにしまいます。そして、観客が先程撮影した写真の顔と巾着袋の裏にプリントされた顔が一致していることを示します。道具を観客に調べさせる際は、ポケットからノーマルのケースを取り出し、手渡します。
参考情報 Creators information
巾着袋へのプリントについて、デザインシートを発注し、自宅のアイロンで巾着袋への転写を行いました。デザインに縁がなく、曲げたり折ったりしてもシワになりにくいので、品質面でも非常に納得のいく仕上がりとなりました。参考までに情報をシェアさせていただきます。
依頼先:オリジナルプリント.jp様

ご注意
巾着袋のプリント部は汚れや色が移行しやすくなっています。プリント部に何かを接触させたまま保管したり、巾着袋を折りたたんで保管しないようにしてださい。汚れた場合は、アルコール等でふきあげを行うと、取れる場合があります。